• 2015/02/22

    男の子の初節句( 端午の節句)!!五月人形の制作過程-12

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    人形は顔がいのち・・・

    ということで、気合を入れてお顔を描いていきます。
    ちょっとこの画像では分かりづらいですが、チークも入れて愛らしさを表現!!

    初節句・五月人形の制作過程1-25

    「ナナメから」
    お顔のサイズがある程度大きいので、目の中の虹彩(目の茶色い部分)も描き込みやすいので丁寧に調整しながら筆をいれます。

    初節句・五月人形の制作過程1-26

    次は、兜をかぶせます!!

    つづく・・・

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  • 2015/02/20

    男の子の初節句( 端午の節句)!!五月人形の制作過程-11

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    とうとう筆入れに入ります。

    エアブラシ塗装のはみ出しなどを修正しながら、細部も描いていきます。
    お客さまの家紋「丸に木瓜(まるにもっこう)」も描いていきます。

    初節句・五月人形の制作過程1-22

    ちょっとナナメから。

    初節句・五月人形の制作過程1-23

    兜と刀も同時進行!!
    全体の色もコーディネートされていていい感じになりそう。

    初節句・五月人形の制作過程1-24

    このあとお顔の筆入れに入ります。

    つづく・・・

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  • 2015/02/18

    男の子の初節句( 端午の節句)!!五月人形の制作過程-10

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    さらにエアブラシ塗装を進めていきます。

    黒を全面に塗装した後にまたマスキング、そして金色を塗装します。

    初節句・五月人形の制作過程1-20

    「前立」や「刀」も同時に塗装を進めています。

    初節句・五月人形の制作過程1-21

    このお人形は色数が少ないので、この段階でエアブラシ塗装は終了です。
    マスキングを全部剥がして、筆入れの準備をします。

    つづく・・・

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  • 2015/02/16

    男の子の初節句( 端午の節句)!!五月人形の制作過程-9

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    それでは塗装スタート!!
    ベースの色が白色になるように下地処理してあります。

    色は「薄い色」から段々と「濃い色」を上に重ねていくように塗装していきます。
    また、他のパーツでも同じ色がある場合には同時に塗装していくので計算しながら進めていきます。

    初節句・五月人形の制作過程1-18

    お腹の白い帯をマスキングしてから、顔に肌色を塗装。
    今度は顔にマスキングして紫色を、鎧・兜・刀に同時に塗装します。

    初節句・五月人形の制作過程1-19

    今度は紫色をマスキングして、次の色の塗装の準備です。
    マスキングはかなり時間のかかる作業なので相当に根気と忍耐が必要です。

    ただ、マスキングで手を抜くと、筆入れ(筆を使っての塗装)がこれまた大変なので、頑張るしかないです!!

    つづく・・・

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  • 2015/02/14

    高い?安い? 値段だけじゃ決められない!? 人形選びのこだわりポイント!!

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    「ジュライジュライさんのそっくり人形は高い!」、
    「注文したいんだけど予算に合わない!」、お問い合わせの際に良く言われる言葉です。

    確かに当店のそっくり人形の制作料金は、他に比べて少しお高めかもしれません。
    でも、それには訳がある!!
    値段だけで選ぶのはもったいない! 値段のカラクリを検証します。

     

    まずは、「お安いショップ」の特徴と安い理由です。
    安いのにはもちろん理由があります、その代表的な例をご紹介。

    1.顔だけ作って、ボディーは量産品
    2.海外生産
    3.素人が作っている(本業でない、趣味・小遣い稼ぎで作っているなど)
    4.値段相応のクオリティー(そもそも人形を作るスキルが不足している)

    ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 詳細は下記 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓

     

    ・顔だけ作って、ボディーは量産品

    顔だけ制作して、ボディーは既製品を数種類の中から選んで組み合わせる方法。

    「人形は顔が命」とはよく言われますが、「身体も大切な個性の一部」。
    その方らしい服装やポーズはもちろん、痩せていたり、お腹が出ていたり、身体で色々と表現できるものです。

    たとえば「スーツ」。
    ダブルかシングル?、3つボタンか2つボタン?それとも前を開ける?、三つ揃え?、ネクタイは細い?太い?、ポケットチーフは?、上着だけでも色々と特徴がだせますね。

    その特徴を表現しないのはもったいないです。

    ・海外で生産している

    もちろん海外の職人さん全てが悪い訳ではありませんが、日本人の顔は日本人が一番上手に作れると思います。

    外国の人が日本人の似顔絵を描くと、なんとなく違和感ありますよね?
    妙に外人ぽいと言いますか・・・、人形でもそんな感じになることが多いです。
    (たとえばベトナムで作るとちょっとベトナム人ぽくなるような感じです。)

    海外の職人さんが作っていると私は結構すぐにわかります。

     

    ・素人(本業ではない、趣味・小遣い稼ぎで作っている)

    「趣味」「副業」「小遣い稼ぎ」で作っているのと、人形制作をプロとして生業にするのでは、人形に対するプライドが違い過ぎます!!

    企業が人形の値段を下げるには沢山売って、利益を上げる「薄利多売」が必要です。
    しかし、腕の良い職人さんが安い給料で多数集まるでしょうか?

    1人で一ヶ月に作れる数には限度があります。
    短時間で高品質の人形は作れません。
    それでも利益を上げるとなれば、不当に安い給料か、早くて雑な作業か、賃金の安い海外生産です。

    または、本業は別にあって、趣味や副業で制作している場合です。
    この場合、お小遣い稼ぎになれば良いので、コストを無視した激安な値段設定ができます。

     

    ・値段相応のクオリティー(人形を作るスキルが不足している)

    上の項目にも共通しますが、人形作家(職人)とも呼べないような経験が浅い人も多く存在します。

    今までに他ショップの人形を見る機会が何度もありましたが、クオリティーが低いものが多数あります。
    「似ている」「似ていない」以前の問題で、作業が雑、下手な人は多いので注意が必要です。

    その結果、その人形を見た人たちが「こんな低いクオリティーの人形に何万円も払うの嫌だな~」と、「そっくり人形」全体の評価を落としているとしたらとても残念です。

     

    値段だけで決めるのはもったいない!!

    何か買うとき、その商品の値段はとっても大きな要素なのは私もそうです。
    例えば、テレビを買うとしましょう。

    家電量販店を回ったり、もしくはネット通販で探したり、なるべく安く買えるお店を探します。
    でもそれが出来るのは、テレビはどこで買っても同じ商品だからです!!

    でもハンドメイドの「そっくり人形」は、「どこで作るか」、「誰が作るか」によって全く違う商品(人形)になります。
    だって、製法も作風も技術も、まるで違うのですから当たり前ですね。

     

    では、ジュライジュライのそっくり人形の特徴は?

     

    ・すべて一人で責任をもって制作

    ジュライジュライの「そっくり人形」は、粘土造形から下地処理、塗装まで、全て1人の職人、そう私「人形作家の小澤」が作っています。
    一切分業することはありません、全ての工程を一人でおこなうことで常に責任感を持って制作しています。

    複数のスタッフを使ったり、海外生産や、既製品のボディーを使ったりしていませんので、いつ注文しても小澤の作る「同じ作風の人形」をご注文頂けます。

     

    ・自由な服装・ポーズで制作できます

    既製品のボディーを使っていないので、服装や身体的特徴(おなかが出ているなど・・・)も自由に表現することができます。

     

    ・満足度を表すリピーター率70パーセント

    当店のお客様のリピーター率はだいたい70パーセント前後です。
    それだけ多くのお客様に喜んで頂いていると思うと、私自信も嬉しく思います。
    お客様の中には他店に一度浮気してから帰ってきてくれるお客様もいます。

    ぜひ貴方も、ジュライジュライのファンになってください。
    お待ちしています!!

     丁寧な作業には時間がかかるものです

    人形制作は熟練されてくると制作のスピードは早くなっていきます。
    ですが逆に、細かい部分にまで目が届くようになり作業内容は密度が濃く深くなって手間(時間)は増えていきます。
    「丁寧に良いもの作ろう!!」とすれば絶対的に時間がかかり、それは値段に反映されます。

    値段の裏には「なぜその価格なのか」理由があります。
    初めてのお客様も、他店で注文したことのあるお客様も、ぜひ一度「ジュライジュライのそっくり人形」をお試しください。

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  • 2015/02/12

    男の子の初節句( 端午の節句)!!五月人形の制作過程-8

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    さ~粘土造形の完成形の画像です。

    兜をかぶっていない状態の人形です。
    この人形に兜をかぶせると~~~↓↓↓↓↓

    初節句・五月人形の制作過程1-14

    うんうん、いい感じ。
    さらに左手に刀を持たせます↓↓↓↓↓

    初節句・五月人形の制作過程1-15

    武士の魂「刀」をもたせるとやっぱり決まります!!
    そして最終段階、「前立」を取り付けします。↓↓↓↓↓

    初節句・五月人形の制作過程1-16

    「前立」をつけると迫力ありますね~~~!!!
    「前立」も粘土で作ってあります。

    初節句・五月人形の制作過程1-17

    まだ塗装前ですが十分にカッコイイですね。

    この後、下地の処理をしっかりと丁寧にしてから塗装にはいります。
    完成までもう少し・・・次回は塗装の経過をお見せします。

    つづく・・・

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  • 2015/02/10

    男の子の初節句( 端午の節句)!!五月人形の制作過程-7

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    さらに作業を進めます。

    ほぼ粘土造形的には最終段階にきています。
    残るは「前立」を取り付けるための細工と、一番重要なお顔の表情で終了となります。

    初節句・五月人形の制作過程1-12

    「前立」の取り付けは塗装後に、強力な接着剤でおこないますが、接着剤だけでは強度に不安がありますので、下の写真のように穴凹をあけて、「前立」には突起凸をつけて建築の「ほぞ」と「さね」のように組み合わせるようにします。

    初節句・五月人形の制作過程1-12a

    次回で粘土造形の完成!!

    つづく・・・

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  • 2015/02/08

    男の子の初節句( 端午の節句)!!五月人形の制作過程-6

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    この段階で左右のバランスや全体像は大体見えているので、
    兜、鎧(前立・刀)などの細部を作っていきます。

    細かいディテールで人形を見たときの感動が変わってくるので、なるべく丁寧につくります。
    ただ、趣味で作る人形ならいくらでも時間をかけて制作できますが、
    お仕事の人形では納期と、料金とお客さまの要望などさまざまな制限があるので、
    限られた条件の中での最良を常に目指して頑張って制作します。

    初節句・五月人形の制作過程1-11

    粘土での造形はあともう少しで終了~最後まで手を抜かずにがんばりましょう!!

    つづく・・・

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  • 2015/02/05

    男の子の初節句( 端午の節句)!!五月人形の制作過程-5

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    乾燥状況を確認しつつ、兜の細部を作りはじめます。

    兜のしころ(兜下部の段々になっているところ)などの紐部分も粘土で再現します。
    本物の紐で再現する方が良い場合もありますが、今回はこの後の作業を考えて粘土で制作します。

    初節句・五月人形の制作過程1-9

    以前に書きましたが、この人形のサイズだと兜が結構重くなります。
    この後さらに「前立」がつくのでなおさらです。

    重心がなるべく足の真ん中にくるように制作しないと人形破損の原因になるので要注意です。

    初節句・五月人形の制作過程1-10

    身体の鎧部分も少しずつ進んでますね。

    人形制作は本当に時間がかかるんです。
    乾燥させる時間も考えないと納期に間に合わなくなってしまいます。
    効率良く制作する為には「乾燥させるタイミング」を含めた工程を考えながら進めます。

    基本的に複数の人形を同時に制作進行しますので、
    「これは乾燥に時間がかかるからまずは作っておいて、乾燥中にこの作業をやって、それの乾燥中に塗装をして・・・」ってな感じで・・・

    人形制作は結構頭を使うんですよ!!!

    つづく・・・

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  • 2015/02/03

    男の子の初節句( 端午の節句)!!五月人形の制作過程-4

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    前回の段階から乾燥がすすんだら・・・。  

    兜をだいたい左右対称になるように粘土を盛り付けていきます。    
    この段階まで制作が進むと、粘土の乾燥に伴う、反り&歪みもだいぶ収まってきますので、   少しずつ細部も作り始めます。    

    基本的には、身に着ける物の「順番通り」に作っていきます。   
    分かりやすい例でいうと、「Yシャツ⇒ネクタイ⇒ジャケット」っていうような感じです。

        初節句・五月人形の制作過程1-8
    左手の穴は、あとで刀を持たせる為のものです。
    刀は別に制作を進めていきます。  
    細くて折れやすいので、人形部分よりも強度の高い素材を使います。

    人形の左側にちょっぴり写っている厚紙的な物は、「兜の前立」を仮に作ったものです。
    作ってみないと全体のバランスが分かりづらい時には、
    紙などで簡単に作って仮取り付けしたりもします。

    つづく・・・

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