またまた次の粘土を盛っていきます。
「前回と何にも変わってない!!」とお叱りを受けそうですが、私も中では結構進んでます・・・。
この足の上に、重なり合った袖や、腕が乗ってきますので、だんだんと修正が面倒くさくなってきますので、正座した足の厚みは、この状態の時にしっかり作っておきます。
次回は、腕や袖部分がついて、だんだんと雛人形ぽくなってきます。
つづく・・・
この「そっくり雛人形」のご紹介ページはこちら。
https://www.julyjuly.com/2toushin/2tou-012/
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ほんとうに少しずつ、コツコツと作業を進めます。
正直な話、粘土を盛ってみないと分からない部分があるので、あまり悩みすぎないで、良く分からない時にはとにかく粘土を盛ってみて、なんか違ったり、イメージが合わなかったりした時には、「その時に修正すればいいだろう!!」くらいのスタンスの方が、結果的に作業が早く進ことの方が多いです。
悩んでても進まないので、修正するにしても、そのまま進めるにしても、とりあえずやってみて、そこを元に当たりをつけて次のステップに行く方がよいです。
つづく・・・
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ほぼ良い大きさになってきたので、少しずつ作りこんでいきます。
だいたいのイメージを描いて「どう作っていくか・・・」当たりをつけます。
鉛筆で書いた後に、彫刻刀で彫り込んで、その溝に改めて鉛筆で線を引きます。
鉛筆で書いただけだと、手で触っているうちにすぐに消えてしまいます。
とくに粘土を盛っていくときに、粘土の表面を濡らしてから粘土をつけていくので彫り込んでないと下書きが消えて分からなくなってしまいます。
また、慣れてくると、下書きの上に粘土が重なってしまって線が見えなくなっても、彫った溝の感触で線を読み取ることができます。
まだ雑でOKですが、人形のセンターを意識してあまり左右のバランスが悪くならないように気をつけます。
つづく・・・
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前回の芯の部分が乾燥したら、粘土を盛っていきます。
今はまだ、「造形を作り込んでいく」というよりも、粘土を乾燥させつつ、人形の「大体の大きさまで」近づけていっているという感じ、「芯をを太くしている」イメージです。
作業的には大雑把ですが、このへんから、ある程度人形の中心を意識しながら作業を進めます。
粘土になんとなく中心線が描いてありますね。
【正面】
【ヨコ】
いつものことながら、良く乾燥させます。
粘土の厚みが結構あるので、表面は乾いているけど「中はまだ乾燥していない」なんてこともあります。
そして、そこに新たに粘土を盛ると、さらに乾燥しづらくなって、いつまでも中心部分が乾燥しない・・・という悪循環になるので、作業の度に良く乾燥させるように気を付けます。
つづく・・・
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はい、それではひな人形の制作開始です!!
まずは、いつものように「人形の芯」になるべき部分を作って、よく乾燥させます。
このまま一ヶ月も置いておけば完全に自然乾燥しますが、お仕事人形では納期がありますので、そんなに贅沢に時間を使えることはまずありません。
そこで、私の仕事部屋には、窓際に人形の乾燥用の棚が作ってありまして、太陽光で温度を上げる&一日中扇風機で風を当てて乾燥を速めています。
それでも間に合わない場合には、オーブンで焼いて強制的に乾燥させます。
オーブンで焼くと、焼き締められて必要以上に硬くなってしまって、私にとっては少し扱いづらい感じがするので、あまり焼かないようにしてます。
【正面】
【ヨコ】
この芯の上に粘土を盛って造形していくので、一回り小さい感じに作ります。
乾燥を速めるのと、中の空気を抜く意味で細かく穴を開けています。
この段階では、ほんと~に雑でOKです。
この下の記事に、この人形の完成写真が掲載されていますが、この粘土の塊が、下のように可愛い人形になるとは、今更ながらと言うか、我ながらというか・・・改めてちょっと驚きですね!!
つづく・・・
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「ひな人形」の制作過程をご紹介します。
今回は最初に完成した人形をお見せして、その人形がどのような手順で出来上がっていくのか見て頂きたいと思います。
興味のある方は参考にして、粘土造形にチャレンジしてみて下さい。
無理でしたら、ぜひご注文ください・・・(笑)
かわいらしさをよりアップするために、2頭身よりもかなり大きく頭部をつくります。
あとは全体的に丸みを持たせて女の子らしさと赤ちゃんらしさを強調するように制作します。
実際には初節句を迎える赤ちゃんなので、このようなポーズは取れませんがその辺のツッコミはなしで・・・。
あと、生後数ヶ月の場合、髪の毛の量が少ない事が多いですが、そのまま作るよりかなり多めに髪の毛を作った方が可愛いです。
衣装(十二単)に関しては丁寧に細かく制作して行くしかコツのようなものは無いです、制作が進んでいくとその過程もでてきますのでお楽しみに。
それでは、次回から制作開始~~~!!
つづく・・・
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人形を木製の台座に取り付けて、ウェルカムドールの完成です!!
あとは輸送中に破損しないようにしっかりと梱包して、お客様に届けるのみです!!
喜んで頂けるか・・・。
一生懸命人形を作っても、喜んでいただけなければ意味がない・・・いつもドキドキします。
以上で今回の「ウェルカムドールの出来きるまで」は終了です。
ありがとうございました。
このウェルカムドールのご紹介ページ
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塗装の終わった人形に、ブーケなどの小物を取り付けます。
ブーケは造花を一本一本バランスを見ながら固定をしていきます。
もちろん新郎様の胸のお花や、新婦様の髪飾りのお花も位置のバランスを見ながら取り付けます。
人形自体の作業は終了です。
あとは、人形を台座に取り付けてすべて完成となります。
あともうちょい!!
つづく・・・
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修正&筆入れ終了です。
チークを入れて、可愛らしさと生き生きとした感じを演出します。
ここまできたら、あともうちょっと・・・ガンバロー!!
つづく・・・
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はい、マスキングを剥がしました。
これは、はがしたまんまの状態です。
画像で見るとほとんど修正が必要ないように見えますが、これではまだまだダメ・・・。
マスキングを剥がしたあとは、色の境目を筆を使って修正する場合があります。
人形は曲線の境目が多いので多少の修正が入るのを「前提」でマスキングをします。
そのときに、ブラシ塗装(スプレー)と同じで、薄い色の上に濃い色の重ね塗りで修正できるようにしとくと良いです。
一番良いのは修正なしでいければそれに越したことはありませんが、なかなかそうはいかないし、その為にはマスキングに時間が掛かり過ぎるので、筆修正を前提でマスキングした方が時間も早く、きれいに仕上がります。
どうせ修正するなら「なるべく楽に」という感じで常に先の作業を考えておきます。
ただ、筆修正できない(すると目立つ)ものがあったりするので、その場合はマスキングに魂込めるしかないです!!
つづく・・・
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