全体的に進めていきます。
もみあげ部分、軍配を持つ腕、胴を制作。
「大袖」という肩の部分と、腕を進めます。
右端に見えてるのは刀です。
腕も削って形を出します。
髪の毛を作り・・・
前回と同じように兜をぎゅ~~っ押し付けて粘土を押し潰します。
兜の形に頭が型抜きされました。
そしていつものように乾燥させます。
つづく・・・
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兜を造形していきます。
上の部分は後の工程で見えなくなってしまいますが、
形を正確に捉える為にあえて作ります。
兜の筋部分を作り、乾燥させます。
筋の間を粘土で埋めて形を整えていきます、そしてまた乾燥~。
兜の位置を出すために、頭の上に粘土を盛りつけ尖らせておきます。
そして、乾燥する前に兜を上から、ぎゅ~~っと押し付けて、希望の高さまで粘土を潰していきます。
兜を取ると上のようになっています。
この高さが基準になりますすので、触らないようにこのまま良く乾燥させます。
つづく・・・
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パッと見で分かる大きな部分のみご説明。
軍配と刀を持つ両腕部分を粘土造形します。
軍配を持つ手はそのままですと粘土の自重で下がってしまうので、支柱を立てます。
ちなみに支柱は軍配の柄の部分をイメージして角度などを調整してあります。
左腕は刀をもつ部分に穴をあけておきます。
そしてまた乾燥~です!!
つづく・・・
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兜が乾燥したら次の作業に!!
鉛筆で大体の兜の形を描き、
余分な部分を切り取ったり、削ったり、やすったりして地ならししていきます。
細かいことは気にせずに大胆に作業を進めます。
そして、足りない部分には粘土を盛って形を整えていきます。
基本的にはこの「削って盛って~乾燥」を何度も何度も繰り返しながら造形していきます。
つづく・・・
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お顔の幅などを予定の大きさまで粘土を盛りつけ大きくしたら、
良く乾燥させてら兜部分の制作に入ります。
粘土良くこねてから延ばして板状にします。
それを頭にぎゅ~~~と押し付けてまず頭の部分を成型して、
そのあと周りの部分をハサミで切ったり曲げたりなどして兜の形を作り出していきます。
粘土は表面が乾いてきてしまうので手際良く形を作り出します。
そのままだと粘土の自重で垂れ下がってしまうので「つっかえ棒」で支えます。
人形の下に発泡スチロールを置き、そこに竹串を刺して固定しています。
そしてこのまま良く乾燥させます、完全乾燥までにはおよそ2週間程度掛かります。
つづく・・・
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前回彫り込んだ人形に粘土を盛りつけていきます。
すごく雑ですけど全然OK!!
粘土を盛ってお顔の幅などを、予定している大きさに少しずつ近づけていきます。
一気に盛り付けてはダメです、乾燥させながら少しずつ少しずつ・・・です。
つづく・・・
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乾いたらつづきの作業を進めます!!
横です。
ここでは描いてありませんが、お顔のパーツもだいたいの位置関係を描き込みます。
下書きの鉛筆に沿ってカッター等を使って粘土に彫り込みます。
この彫り込みはこれから制作を進める為の「あたり」といいますか、
「基準」のようなもので、この彫り込み位置を目安に粘土で肉付けをしていきます。
つづく・・・
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つづきです。
前回盛り付けた粘土が乾燥したら作業再開です。
全体のバランスを考えつつも大雑把に粘土を盛ります。
あとで修正する事になってしまっても、粘土を盛ることを優先します。
なぜなら乾燥に多くの時間が必要ですので!!
というより乾燥する際に粘土が反ったり歪むので絶対修正は必要になってきます。
ですので今の段階で細かいことを気にしていても意味が無いのでどんどん進めます。
乾燥したらさらに次の粘土を盛りつけます。
基本的にはこの作業の繰り返しです。
腰の紐部分を造形します。
こういうバランスを見る基準となるような部分は早めに制作します。
まだまだ大雑把ですが、常に人形の中心だけはぶれないように意識します。
そしてまた乾燥へ・・・。
つづく・・・
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5月の節句人形の制作過程の掲載スタート!!
なかなか更新できないと思いますが、気長にお付き合い下さい。
いつものようにアルミホイルを丸めて頭の中へ。
大人の人形にくらべて頭を大きく作るのでアルミホイルも大きめに丸めます。
↑↑↑この段階は撮影していなかったので他の人形の写真を拝借しています。
なんとなく人形っぽくしたらこのまま乾燥!!
大体2週間程度かけて中心までよく乾燥させます。
乾燥したかどうかは、人形にデコピンするとだいたい音と感触でわかります。
上の状態でしっかり乾燥させたら自立できるように修正しつつ、粘土を少し盛り成形します。
そしてまた乾燥へ・・・。
私はあまりオーブンで焼いて乾燥させるのは好きではないので、
ファンで風を当てつつ基本的には自然乾燥です。
そのため乾燥時間が結構かかりますが、強度も上がるし、
粘土を削ったりの作業もしやすいです。
本気でオーブンで焼くのは塗装前に完全に水分を抜きたい時くらいです!!
つづく・・・
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ついに塗装に突入!!
下地で白を塗装してありますので、そのまま残す白色の部分をマスキングします。
そして、肌色~髪の毛の黒~そしてまた肌色を塗装して
生え際のグラデーションをだします。
坊主頭の場合、髪の毛の表現が結構難しいです。
塗装~マスキング、塗装~マスキングを色数の分だけ繰り返します。
かなり根気のいる作業ですが黙々と作業を進めます。
後は金色を残すのみ!!
マスキングをして準備万端です。
金色をブラシ塗装していきます。
金色は、細かい金の粒子を吹き付けるというイメージですので、
塗料の濃度が薄いと流れやすく、濃いと目詰まりやすいです。
これでブラシ塗装は終了です。
マスキングを丁寧にとります。
雑に取ると、表面に傷をつけたり、塗装剥がれ、マスキングの糊残りがおきます。
お顔の部分を汚さないようにマスキングしてから身体部分の、
細かい部分を筆で描き込んでいきます。
今回で制作過程の掲載は終了です。
完成したお人形は下記からご覧になれます!!
ご紹介ページはこちら。
https://www.julyjuly.com/2toushin/2tou-059/
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