はい、次の段階です・・・。
ここでは、「細かい部分」を「進められるだけ」作業を進めます。
「進められるだけ」というのは・・・
今回の「男性の場合」、胴体(お腹と背中)部分を持って作業を進めます。
手で持つ部分は粘土を盛れないので、それ以外の「頭や手足部分」を作業します。
作業順序はなるべく重要度の低い部分から作業をはじめます。
「足」をやって、「顔」をやって、「左腕」という感じです。
なぜ重要度の低い部分からか・・・
「先に作業を始める」ということは、「後の作業中に粘土に触れてしまう可能性が高くなる」わけです、ですので、触れてもダメージの低い場所から始めるという事です。
今回は、前回の作業でつけた左腕の付け根に粘土を盛り付けて肩を造形し、強度を上げる事が重要なので、この作業が一番最後です。
粘土を盛る時には、乾燥した粘土の表面を濡らして新たに盛る粘土との接着性を高めますが、この濡らす作業のときに粘土が柔らかくなって強度が下がるので、へたしてぶつけたり衝撃を与えるとポッキリ折れてしまうことがあります。
一番最後に作業して、「あとは乾燥させるだけ」というように作業順序を組み立てると間違いがありません。
つづく・・・
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