どの人形でもそうですが、次の粘土を盛る前に良く乾燥させてから作業を進めます。
そうしないと、どんどん粘土の厚みが出てきて余計に乾燥しづらくなります。
石粉粘土は基本的には自然乾燥が一番良いと思います。
ただ、冬場や湿気の多い時期、お仕事で人形を作るには自然乾燥では時間が掛かりすぎるので、状況に応じてオーブンで焼いて強制的に乾燥を早める場合もあります。
しかし、私の使用している石粉粘土は強度を増すために繋ぎに繊維が混ぜ込んであるのですが、あまり焼きすぎるとその繊維が熱で切れて強度が下がります。
なので「微妙な温度と時間の調整」が必要です。
腕を適当な形に作って乾燥させます。
いきなり腕を盛り付けても粘土の重さで下がってきてしまうので、乾燥させた腕を別に作って、粘土を接着剤代わりにして接合させます。
つづく・・・
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