だいぶ作業が進んできましたね。
「ほっぺ」の丸さなどを強調して、可愛らしく表現します。
頭も実際の大きさまで大きく粘土を盛り、前回書いていた、瞳の眼球部分を粘土で造形します。
お顔の表情の、最終的な細かい造形&修正は、最後に作業します。
袖の十二単の重なりも作っていきます。
このとき左右の形が違うと、袖の重なりの線の影響(地図の等高線みたいな感じです)で凄く目立つので、左右で同じようなラインに見えるように調整していきます。
現段階ではまだ雑ですが、だんだんと整えていきます。
この角度からだと十二単の重なり具合が良く分かりますね。
十二単だからと言って、本当に12枚の着物を重ねる必要はありません。
小さな人形でそんなことをするのは難しいですし、なによりゴチャゴチャしてあまり可愛くありません。
全体のバランスを見ながら、ちょうど良い枚数の重なりを表現します。
つづく・・・
この「そっくり雛人形」のご紹介ページはこちら。
https://www.julyjuly.com/2toushin/2tou-012/
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