話を戻しますが、人形も一緒です。
3Dプリンター出力の人形から、手作りのそっくり人形まで、
自分の好みに合う人形を、自由に選べる環境が一番です。
ほかに選択の余地がないのでは面白くありません。
もちろん私は、手作りにこだわり、
「私一人で、一から全部責任をもって制作する、そっくり人形」に誇りを持って取り組んでいますが、3Dプリンター人形も「あり」だと思っています。
ライバルというよりも、むしろ3Dプリンター人形が、
もっともっとメディアでの露出が増えて、
「似顔絵のように、人に似せて作ってくれるオリジナル人形がある!!」、
「一般の方も注文できるんだ」という情報が広まってくれれば嬉しいと思っています。
今の「そっくり人形」の状況は、テレビのニュースで政治家の人形が使われていたり、スポーツ選手のミニチュア人形が販売されていたりなど、いわゆる「業界」でしか発注できないと思われている方が多いようです。
さ~それで勝者は???
結果、
「3DプリンターVSそっくり人形作家」どちらが上とか下とか、勝ち負けはなし!!
引き分けとさせて下さい!!
つまらない結果だと思うかもしれませんが、それが私の結論です。
どのような制作方法にも一長一短があります。
人形の制作方法ではなく、人形そのものの作風・魅力で選んで欲しいと思います。
ただ、手作りの人形にしても、3Dプリンターの人形にしても制作者のスキルの問題はあります。
「制作方法」よりも実はこちらの方が重要です。
このへんの話は、また後日。
以上、「3DプリンターVSそっくり人形作家」でした。
ありがとうございました。