前回の芯の部分が乾燥したら、粘土を盛っていきます。
今はまだ、「造形を作り込んでいく」というよりも、粘土を乾燥させつつ、人形の「大体の大きさまで」近づけていっているという感じ、「芯をを太くしている」イメージです。
作業的には大雑把ですが、このへんから、ある程度人形の中心を意識しながら作業を進めます。
粘土になんとなく中心線が描いてありますね。
【正面】
【ヨコ】
いつものことながら、良く乾燥させます。
粘土の厚みが結構あるので、表面は乾いているけど「中はまだ乾燥していない」なんてこともあります。
そして、そこに新たに粘土を盛ると、さらに乾燥しづらくなって、いつまでも中心部分が乾燥しない・・・という悪循環になるので、作業の度に良く乾燥させるように気を付けます。
つづく・・・
この「そっくり雛人形」のご紹介ページはこちら。
https://www.julyjuly.com/2toushin/2tou-012/
Category: お仕事のこと・ひな人形のできるまで・ブログ・人形のできるまで
はい、それではひな人形の制作開始です!!
まずは、いつものように「人形の芯」になるべき部分を作って、よく乾燥させます。
このまま一ヶ月も置いておけば完全に自然乾燥しますが、お仕事人形では納期がありますので、そんなに贅沢に時間を使えることはまずありません。
そこで、私の仕事部屋には、窓際に人形の乾燥用の棚が作ってありまして、太陽光で温度を上げる&一日中扇風機で風を当てて乾燥を速めています。
それでも間に合わない場合には、オーブンで焼いて強制的に乾燥させます。
オーブンで焼くと、焼き締められて必要以上に硬くなってしまって、私にとっては少し扱いづらい感じがするので、あまり焼かないようにしてます。
【正面】
【ヨコ】
この芯の上に粘土を盛って造形していくので、一回り小さい感じに作ります。
乾燥を速めるのと、中の空気を抜く意味で細かく穴を開けています。
この段階では、ほんと~に雑でOKです。
この下の記事に、この人形の完成写真が掲載されていますが、この粘土の塊が、下のように可愛い人形になるとは、今更ながらと言うか、我ながらというか・・・改めてちょっと驚きですね!!
つづく・・・
この「そっくり雛人形」のご紹介ページはこちら。
https://www.julyjuly.com/2toushin/2tou-012/
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「ひな人形」の制作過程をご紹介します。
今回は最初に完成した人形をお見せして、その人形がどのような手順で出来上がっていくのか見て頂きたいと思います。
興味のある方は参考にして、粘土造形にチャレンジしてみて下さい。
無理でしたら、ぜひご注文ください・・・(笑)
かわいらしさをよりアップするために、2頭身よりもかなり大きく頭部をつくります。
あとは全体的に丸みを持たせて女の子らしさと赤ちゃんらしさを強調するように制作します。
実際には初節句を迎える赤ちゃんなので、このようなポーズは取れませんがその辺のツッコミはなしで・・・。
あと、生後数ヶ月の場合、髪の毛の量が少ない事が多いですが、そのまま作るよりかなり多めに髪の毛を作った方が可愛いです。
衣装(十二単)に関しては丁寧に細かく制作して行くしかコツのようなものは無いです、制作が進んでいくとその過程もでてきますのでお楽しみに。
それでは、次回から制作開始~~~!!
つづく・・・
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