頭に続けて、腕部分の粘土を盛ります。
頭を触らないように「腕」は作れるので、乾燥を待たずに制作を進めます。
頭、腕、どちらも乾燥に時間がかかるので、続けて作って同時に乾燥させます。
「いかに無駄なく乾燥時間を作るか」も大切な仕事です。
向かって右(左腕)の穴は、刀を通す穴です。
このあとは良く乾燥させます。
乾燥があまいとカッターなどでの切削が良く出来ないし、切削あとが汚くなるので注意が必要です。
つづく・・・
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https://www.julyjuly.com/2toushin/2tou-057/
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乾燥させたら次の作業へ・・・。
胴体部分の大まかな形が出来てきました。
顔もカッターで削ってなんとなくの凹凸を出します。
そして・・・
基準になる鼻を粘土で適当に作り乾燥させます。
私の場合は鼻の位置を基準にして他のパーツ(目や口など)の位置を決めていくので結構重要ですが、乾燥させてから削って調整します。
いまは、仮の鼻って感じです。
相変わらず「刀」は前回のまま乾燥させ続けています。
細いので生乾きだと作業中に折れる可能性があるので完全に乾くまでほっときます。
つづく・・・
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乾燥したら・・・
帯の結び目を作ります。
帯を作る時に同時に結び目を作ることも出来ますが、今回は後でつけました。
どちらの制作方法でもOKですが、「後」の方が制作は楽です。
左にある棒状のものはこの後、刀になっていきます。
細くて、発送の時の破損が怖いので、人形部分とは違う強度の強い、折れにくい種類の粘土を使います。
ただ、乾燥がいつもの粘土よりも遅いので、前もって作って乾燥させます。
「人形部分もその粘土使えよ!!」と言われそうですが、硬い分、作業性が悪くて時間が掛かるので、人形のお値段に影響してきちゃうので、使いません。
顔なども少しづつ、形を整えていきます。
つづく・・・
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次の作業に取り掛かります!!
帯の位置を決めます。
少し下目に巻いた方が可愛いです。
まだ、全体像をイメージするような、絵で言う下書きみたいな段階なので、ひとつひとつのパーツを細かく作る必要はなく、位置を見ながらバランスを調整していきます。
あまり考え過ぎずに、「ダメだったらカッターで削って粘土で修正すればいいや」くらいの勢いで制作した方が、結果、早く進みます。
つづく・・・
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良く乾いたところで次の作業に入ります。
大体、どんな感じで作っていくのか鉛筆で描きこんで雰囲気をつかみます。
実際に具足部分を作っていきます。
基本的には下に身に着けている順番に作っていきますが、構造が複雑な為に、後で必ず修正することになるので、今はあまり考え過ぎないで、大まかな形を表現するつもりで進めます。
ただし、人形の中心、センターを意識して、左右にぶれないように意識して制作します。
つづく・・・
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前回の粘土が良く乾いたら次の作業に入ります。
くれぐれも良く乾かしながら作業を進めることが重要です。
粘土をどんどん重ねていくので、芯になるここの部分が乾燥していないと次の工程で乾きも遅いし、大きい人形だといつまで経ってもずっと乾かないことになります。
急がば回れという感じですね。
袴~ボディー部分から作りますが、まだ適当でOK!!
このあと、あれこれ具足が乗っかってきて、今の状態は見えなくなりますので、作り込んでも意味ありません。
身体のラインなどを何となくイメージしながら制作します。
つづく・・・
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5月人形の制作スタート!!
今回のお人形は小学生の男の子。
初節句の人形(赤ちゃん)と違って、お顔がスマートになるので顔が小さく見え過ぎないないように、2頭身よりも顔を大きく制作。「可愛らしさとカッコ良さを両立させるようにバランスを取りたい」と思いながら制作開始しました。
制作過程シリーズを見ている人にはおなじみの「アルミホイル」。
頭の中に入れて、軽量化と乾燥を早めます。
まずは粘土の盛り付け一発目!!頭の中にはアルミホイルが入っています。
人形を手に持っているのは粘土を盛りつけホヤホヤなので軟らかく立たないため。
穴が開いているのは、乾燥を早める為と、アルミホイルと粘土の隙間の空気を抜くためです。
このまま、横に寝かせて良く乾燥させます。
そして、これが乾燥後。
足の裏を平らに削れば、もう自立します。
この状態を基本に、粘土を盛ったり、削ったりを繰り返しながら作業を進めます。
今回の5月人形は、赤備えに鹿の角、六文銭の「真田幸村風」に制作します。
この人形の最大のポイントは鹿の角になりますが、その制作過程が出てくるのはずっと先、今回も、完成までお付き合いくださいませ、お楽しみに!!!
つづく・・・
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本当にほんと~~~に有難いことに、あまりに忙し過ぎてなかなか更新できなかったホームページですが、やっとこさ余裕ができたので再開します。
新しい、そっくり人形の参考作品(サンプル)と、人形の制作過程をお見せする「ブログ」も再開します。
今回は、5月人形の真田幸村風(真っ赤な甲冑)を掲載する予定です。
お楽しみに!!
長かった作業もついに完成します!!
作業す前に、汚れ防止の為に軽くマスキングします。
冠や扇などの装飾を取り付けます。
マスキングを剥がしてやっと完成形が見えました。
扇から伸びている色とりどりの紐は長めに付けておいて、
人形を台座に貼り付けてから、バランスの良い場所で切って長さを揃えます。
これで、台座に人形とネームプレートを取り付ければ完成です。
けっこう手間と時間が掛かっているのがお分かりいただけたでしょうか??
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https://www.julyjuly.com/2toushin/2tou-012/
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お顔の表情を描きこんでいきます。
筆を使って、髪の毛が自然に見えるように描いていきます。
筆と、ブラシ塗装が馴染みやすくする為に、ブラシ塗装の時に少し薄めに塗装してあります。
目は「ツヤあり」で塗ります。
そして、光を表す白い点を黒目に塗ります。
この白い点の位置や大きさで印象が変わりますので、慎重に作業します。
つづく・・・
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